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高中性脂肪には炭水化物・脂質どちらを控える?【栄養データはこう読む!】

佐々木敏の栄養データはこう読む!
第1章:「中性脂肪値を上げない食べ方」より


飲酒量と中性脂肪との関連を調べた研究によると、お酒は「1日に1合」を超えると高中性脂肪血症になりやすいことが言える。
また、総エネルギー摂取量を変えずに総エネルギーの5%を炭水化物から脂質に置き換えた研究では、LDLコレステロールが増加する一方で、中性脂肪値は減少する(=炭水化物の方が中性脂肪を上昇させる)ことが分かった。

単純に分類すると、中性脂肪が上昇する食習慣には、
<肥満を介する経路>と<肥満を介さない経路>の2通りがある。

<肥満を介する経路>の観点では、
炭水化物と脂質を比較した場合、摂取するエネルギーが同量であれば肥満への影響力はほぼ同じであるが、同じ重さであれば脂質の方が単位あたりエネルギー量が2倍以上あるため、肥満に繋がりやすいといえる。
<肥満を介さない経路>の観点では、
炭水化物を増やせば、たとえエネルギーを脂質で控えたとしても中性脂肪値は上昇する。アルコールもほぼ同様である。

すなわち中性脂肪値が高い場合、
肥満であれば肥満の解消に取り組み、肥満でない場合は(運動不足でないかを振り返った上で)炭水化物かアルコールの過剰摂取を疑った方がよいと言える。

※なお、健診前日の夜遅くに飲み食いすると中性脂肪値は高めに出てしまうため、健診前夜と当日朝の絶食は必須である。

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